伊達兵部宗勝の墓

独眼龍正宗で著名な仙台藩主伊達政宗の実子。歌舞伎の「先代萩」や山本周五郎著『柊の木は残った』に重要な人物の一人として登場する伊達兵部宗勝の墓である。彼は一の関3万石の城主で、三代藩主綱宗の実子亀千代の後見人となり藩政を補佐していたが、1671年に起きた伊達騒動(寛文事件)の首謀者として土佐国へ流罪とされ、1679年に土佐で59歳の生涯を閉じた。                  
[高知市教育委員会紹介文より]